2021年衆議院選挙特集

 

 10月31日投開票の衆議院選挙は、コロナ禍で疲弊する国民生活や低迷する経済を下支えし、賃金・雇用の確保や医療・社会保障をいかに立て直すかが争点となります。また、これまでの安倍・菅政権の経済・財政政策の継承か転換かが問われます。与野党とも新自由主義路線の見直しや分配の強化を掲げざるを得なくなりました。岸田政権は、成長と分配による好循環を強調していますが、総裁選で掲げた「金融所得課税の強化」を先送りするなどこれまで続けてきた大企業・富裕層優遇の是正には後ろ向きです。
 来る衆議院選挙で野党は、共通政策、政権協力、選挙協力を掲げて、政権選択を問う憲政史上初めての選挙となります。医療費抑制政策を転換し、人間らしい雇用と暮らしを取り戻すために、全国保険医団体連合会は会員の皆様に選択を呼び掛けます。

1.保団連の取り組み

保険医の重点要求[PDF:281KB]
 保団連は36項目の「保険医の重点要求」を作成し、各政党に対し選挙公約に反映を求めました。

政党アンケート結果

 総選挙を前に保団連は、「診療報酬引き上げ」「患者負担増の中止」など保険医の重点要求として掲げた12項目に関し主要各党にアンケートを実施しました。

・問われる政権のコロナ対策〜1年10カ月を振り返る(10/25号)

・衆議院選挙に向けた保団連の立場、争点と解説(新聞記事)

住江会長インタビュー紙面(10/15号) 三浦副会長インタビュー紙面(10/25号)

「選挙に行こう!」リーフ[PDF:1.8MB]

 

2.各政党の衆議院選挙政策

自民党「令和3年政策BANK」[PDF]
公明党「2021衆院選政策集」[PDF]
立憲民主党「政策集2021」[PDF]
日本共産党「総選挙政策」
国民民主党「政策パンフレット」[PDF]
日本維新の会「衆院選マニフェスト2021」[PDF]
社会民主党「2021年 重点政策」
市民連合と立憲野党の政策合意にあたっての声明(2021年10月8日)

3.選挙争点関連記事

♯いのちまもる 日本医師会と懇談 社会保障充実で一致(21.10.25)
♯いのちまもる 医療・社会保障を立て直せ! 10.14総行動(21.10.25)
新政権の改憲姿勢を考える 非核・平和部長(21.10.25)
問われる政権のコロナ対策〜1年10カ月を振り返る〜(21.10.25)
各党はどう答えたか―保険医の要求衆院選・政策アンケート(21.10.25)
生活・雇用・医療の改善争点 公平な税制への転換がカギ(21.10.25)
保険医の要求実現の好機 衆院選への保団連の姿勢(21.10.15)
保健所の逼迫解消に向けて―公衆衛生の現場から(21.10.5)
首相への手紙 全国から1500通の声―医療・介護・保健所・福祉拡充して(21.9.25)
実施させない 75歳以上2割負担化阻止へ医療者ら集会(21.8.25)
「2割化」実施阻止へ 国会論戦を振り返るB対象拡大に歯止めなし(21.8.5)
「2割化」実施阻止へ 国会論戦を振り返るA狙いは医療給付費抑制(21.7.25)
「2割化」実施阻止へ 国会論戦を振り返る@健康への影響 政府答えず(21.7.15)
保団連夏季セミナー 武村副会長が基調提案―医療費抑制策の転換を 医療崩壊もたらした新自由主義(21.7.15)
保団連夏季セミナー ジャーナリスト・青木理氏が講演―容赦ない権力行使が国を壊す 政権交代で統治機構回復を(21.7.15)
75歳以上医療費割化法案が成立 怒りの声を総選挙へ(21.6.15)

以上

ホームニュースリリース・保団連の活動私たちの提言・意見