トラブル続出 運用開始したけれど…

トラブル続出 運用開始したけれど…

 オンライン資格確認を導入した医療機関でトラブルが相次いでいる。
保団連が実施した実態調査(調査期間:10月14日~11月20日、回答数8707件)では、システム運用を開始した医療機関の41%が「トラブル・不具合があった」と回答。その内容として、41%が「カードリーダーの不具合」を挙げた。

保団連の調査、各紙が報道

 こうした保団連の調査内容にマスコミが注目し、各紙で報道されている。
共同通信は11月30日に「マイナ保険証、4割で不具合」との記事を配信し、保団連の調査を紹介。多くの地方紙に掲載された。東京新聞も12月1日付けの紙面で、保団連の調査を紹介している。
保団連は、12月1日に厚労省要請を実施。医療現場に混乱をもたらすオンライン資格確認の義務化撤回を強く求めた。(4面に厚労省要請と調査の概要)