研究会交流サイト
各地の保険医協会・保険医会が主催するウェブ研究会・講習会に参加できます
保団連は、各地の保険医協会・保険医会が主催するウェブ研究会・講習会について、他県の会員も参加・視聴できる「相互利用」を促進しています。 これまでに多くの研究会・講習会が相互利用されてきました。
「相互利用」できる研究会・講習会を保団連メールマガジンでも配信しています。下記の「協会研究会一覧」はどなたでも閲覧できますが、 申込用フォームは登録無料の 保団連情報サービス に登録した会員限定で利用できます。
協会研究会一覧
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1 三重県保険医協会市民公開講座「いのちと健康、尊厳をまもる災害への備えについて考えてみませんか」 | 2 | 3 家康、光圀、斉昭、慶喜とそのライバルたち ~水戸徳川家をめぐる人々の健康と病歴~ | 6 | |||
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25件
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- 2024-12-04(水)
19:00~20:30第2部 「なぜ歯周病になるのか知ってますか?令和の最新ペリオドントロジーまるわかり」
大阪大学名誉教授/特任教授 天野 敦雄 先生
茨城県保険医協会 【天野先生からのメッセージ】 歯周病は予防できる病気です。歯周病の原因は、歯周病菌が増加してバイオフィルムが高病原化することです。高病原化を防ぎましょう。 ①歯周ポケットからの出血は歯ぐきの一大事。歯周病菌の大好物は血液なのです。 ②歯周病の予防・治療は、悪玉菌の食べ物を絶つことです。歯周ポケットからの出血を止める!これが歯周病治療の目標です。歯磨きをしても血が出ない、こんなお口を患者さんに取り戻させてあげるのです。 ③患者さんは「自分に合ったオーラルケア―商品」を知りたがっています。歯ブラシ、歯磨剤、電動歯ブラシ、パワーフロッサ―のお話をさせて頂きます。
- 2024-12-04(水)
19:30~21:00医科研究会「床ずれ予防プログラムって何? ~知識とスキルと連携と~」
岡田 克之先生(桐生厚生総合病院 副院長 皮膚科診療部長)
佐賀県保険医協会 私は皮膚科医として多くの褥瘡(床ずれ)に関わってきて、なぜこのような褥瘡が発生したのか考えさせられることが少なくありません。褥瘡を防ぐにはどうするか、それにはリスクアセスメントが不可欠です。 在宅介護で最前線のケアマネジャー向けに「床ずれ危険度チェック表」が開発されました。このリスクアセスメントスケ知識とスキルを高める教育的内容を盛り込み、床ずれ発生リスクを平易に解説し、そして多職種とどう連携するかのチェックシートがポイントです。医療従事者のみならず、介護に関わるすべての皆さんに活用していただいて、この床ずれ予防プログラムが、在宅療養者、そのご家族を支えることにつながるよう願っております。
- 2024-12-05(木)
18:00~19:30日常臨床にオーラルフレイルの概念を取り入れる~口腔機能低下症の臨床~
坂井 謙介 先生
三重県保険医協会
- 2024-12-05(木)
19:00~21:00歯科臨床研究会「歯科医院における画像診断と最近のトピック」
神奈川歯科大学歯学部 画像診断学講座 画像診断学分野診療科教授 泉 雅浩 氏
神奈川県保険医協会 近年、多くの歯科医院においてパノラマと歯科用コーンビームCTは、画像診断になくてはならない存在になりつつあります。本講演では、パノラマと歯科用コーンビームCTを中心に読影に必要な画像解剖の知識、よく遭遇する疾患と異常所見、読影の際の注意点、エックス線被曝に関する最近の話題等をお話しさせていただきます。この講演を通して、もう一段階上の読影に関する知識を修得していただければ幸いです。
- 2024-12-07(土)
19:00~21:00「”気づき” から診る小児期の咬合と将来の展望~口腔機能発達不全症と骨格との関係から~」
中村 佐和子 氏(医療法人社団瑞芳会 中村歯科医院副院長、日本大学松戸歯学部小児歯科兼任講師)
千葉県保険医協会 今の子供たちには不正咬合が多く、顎顔面形態の発育と口腔機能の発達も悪い。それが将来どのような咬合崩壊へと繋がってしまうのだろうか。「不正咬合は発育の異常である。発育の異常は、速やかに正常な状態に戻し、発育という階段を順調に登れるようにすることである。これが生涯健康できるための大切なことである。」
- 2024-12-07(土)
17:00~18:30口腔機能低下症へ対応するために
九州歯科大学 歯学部 口腔保健学科 多職種連携推進ユニット教授
九州歯科大学付属病院 副病院長 口腔リハビリテーションセンター長 藤井 航 氏熊本県保険医協会 私たちの生活において「口から食べる」ということは、エネルギーを得ることだけではなく、人生の大きな楽しみの一つであることは言うまでもありません。軽微な口腔機能の低下(オーラルフレイル、口腔機能低下症)を放置すると、咀嚼障害や摂食嚥下障害、全身の機能低下(フレイル)を引き起こし、要介護状態に至るリスクが指摘されています。 そこで今回は、オーラルフレイルや口腔機能低下症の評価と対応方法について、今年度の診療報酬改定を踏まえて解説する予定です。本講演が、皆様の日常臨床に役立つことを願っています(講師談)。
- 2024-12-08(日)
10:00~12:00「保険でより良い歯科医療を」三重連絡会市民公開講座 災害時、口腔ケアが命を守る~災害関連死を防ぐために~
足立了平先生
三重県保険医協会
- 2024-12-11(水)
19:15~21:00第55回神奈川糖尿病ネットワーク研究会「肥満・糖尿病の栄養管理における時間栄養学の活用」
広島大学大学院 医系科学研究科 公衆衛生学 時間健康科学研究グループ 准教授 田原 優 氏
神奈川県保険医協会 規則正しい生活は、体内時計を正常に保つだけでなく、健康やウェルビーイングの維持に役立つ。体内時計に合わせた食・栄養の摂取を考慮する学問を時間栄養学と呼ぶ。これまでの栄養学であまり語られてこなかった「食べるタイミング」を考慮することで、血糖調節、肥満・糖尿病の改善に寄与できる可能性が見出されてきた。本講演では時間栄養学の基礎、応用研究について紹介したい。
【申込締切日時】
2024-12-11(水) 19:00【日医CC】
「76:糖尿病(1.5単位)」
日医生涯教育制度の認定講座(予定含む)です【備考】
■取得単位について
(1)神奈川糖尿病療養指導士認定・更新のための研修会(2単位)申請予定
(2)日医生涯教育認定講座「糖尿病(76)」1.5単位申請予定(※2024年11月20日更新)
(3)日本糖尿病協会 糖尿病認定医取得・登録歯科医のための講習会申請予定
※日本糖尿病療養指導士認定・更新のための研修会(CDEJ)の受講証:本研究会では取得いただけません。
- 2024-12-12(木)
14:30~16:00医療政策セミナー「『新たな地域医療構想』に今のうちから備えていただきたいから」
京都府保険医協会事務局次長 中村暁
京都府保険医協会 国は、2040年以降の医療提供体制を見据えた「新たな地域医療構想」の策定に向けた議論を開始しています。この「新たな地域医療構想」は、入院医療だけでなく、外来医療・在宅医療・介護との連携等を含む医療提供体制全体が包含されており、ごく一部の医療機関を除き、病院はもちろん、地域のクリニックも、構想策定の対象とされています。 そこで今回の「医療政策セミナー」では、この「新たな地域医療構想」をテーマに取り上げ、どこよりも早く、現在の検討内容や議論の状況を紹介しながら、直ちに考えておくべき視点や、今後に備えるべき論点を共有いたしたく、開催いたします。
【申込締切日時】
2024-12-11(水) 12:00【備考】
「医療政策セミナー」は、保険医協会・医会の会員及び会員医療機関職員限定の企画です。参加は無料ですが、完全Web配信(Zoomウェビナー)のみの開催で、後日配信は行いません。
- 2024-12-14(土)
15:00~17:00永遠の化学物質「PFAS」汚染の現在地
諸永裕司氏(フリージャーナリスト)
愛知県保険医協会 日本各地で見つかっているPFAS汚染。汚染はいつ、どのようにもたらされたのか。健康への影響はないのか。問題解決の出口はどこにあるのか。海外の動きも紹介しながら、対策で大きく遅れをとる日本の現状を報告します。
- 2024-12-14(土)
17:00~19:00第33回文化講演会「飛躍的に進化する宇宙開発」
杉薗光太朗 氏(JAXA研究開発部門第四研究ユニット 研究開発員)
鹿児島県保険医協会 本講演では「飛躍的に進化する宇宙開発」をテーマに、国内外の宇宙開発の現状や今後の計画、ならびに本邦のロケットや宇宙機に関する最新技術についてお話しいたします。ご参加の皆様に宇宙開発の魅力や将来展望について知っていただきたいと思います。
- 2024-12-15(日)
14:00~16:00世界遺産の魅力と意義~世界遺産をより深く楽しむために
宮澤 光氏(NPO法人 世界遺産アカデミー主任研究員)
愛知県保険医協会 世界遺産条約が採択されてから半世紀を経て、世界遺産という言葉も広く認知されるようになりました。一方で、世界遺産は「観光名所のお墨付き」や「観光振興政策のひとつ」であるという誤解も多くあります。今回は、世界遺産の魅力と世界遺産活動の本来の意義をお伝えします。
【備考】
【講師プロフィール】NPO法人 世界遺産アカデミー主任研究員。北海道大学大学院博士後期課程を満期単位取得退学。仏グルノーブル第Ⅱ大学留学。2008年より現職。世界遺産アカデミーの研究員として世界遺産に関するさまざまな書籍の編集・執筆・監修を手掛けるほか、「NHK総合 明治日本の産業革命遺産 世界遺産決定スペシャル」などのメディアにも出演。これまで全国各地で100本を超す講演・講座を実施している。
- 2024-12-15(日)
10:00~12:00歯科研究会「その痛み、本当に歯が原因ですか?~原因不明の歯痛・顔面痛を生じさせる身体疾患/精神疾患~」
井川雅子氏(静岡市立清水病院口腔外科)
岐阜県保険医協会 歯痛や顎関節症のように見えても、実際は医科領域の全く別の疾患であるということが少なくありません。講演では、歯痛・顔面痛を生じさせる疾患として、三叉神経痛/舌咽神経痛、TACs(タックス:三叉神経・自律神経性頭痛)、巨細胞性動脈炎などの疾患について、患者がどのような主訴で歯科を受診するのか、また、診断と治療法について、実際の症例を供覧しながら解説いたします。不必要な抜歯や抜髄を行ってしまわないためにも、歯科医が知っている必要がある知識です。
- 2024-12-19(木)
19:30~21:00第630回 月例研究会『機能性消化管疾患の診方・考え方〜腹部愁訴に対する向き合い方を考える〜』
竹山病院 内科 中野 弘康氏
神奈川県保険医協会 今回は竹山病院内科の中野弘康先生をお招きし、日常診療のなかで悩ましい「腹部愁訴」について、その対応の仕方をお話しいただきます。病歴聴取や身体所見を丁寧にとることがいかに重要か再認識いただければと思います。
【申込締切日時】
2024-12-19(木) 19:30【日医CC】
「51:嘔気・嘔吐(1.5単位)」
日医生涯教育制度の認定講座(予定含む)です【備考】
【重要】(2024年4月~)神奈川県医師会の要請により、日医生涯教育講座(CC)の単位取得を希望する場合は、医師会会員・未入会員問わず医籍番号の登録が必須となります。医籍番号が未入力・入力間違い等不備がある場合、単位を取得いただけませんのでご注意ください。(その場合、当会は一切の責任を負いかねます。ご入力時はお間違いのないよう、十分ご注意ください)
- 2024-12-21(土)
14:30~16:30社保研究会 「アルコール依存症を一般科医からアルコール専門精神科医へ繋げる」
医療法人資生会 八事病院 副院長 奥田 正英 氏
愛知県保険医協会 多量の飲酒者は体調の不良を訴えて、一般科を受診します。医師は酒を控えるようアドバイスをしますが、なかなか患者は酒がやめられません。そんな悪循環からの脱出について話をします。
【申込締切日時】
2024-12-20(金) 23:59【日医CC】
「15:臨床問題解決のプロセス(2.0単位)」
日医生涯教育制度の認定講座(予定含む)です
- 2024-12-21(土)
19:00~20:45東葛支部認知症講習会「日常診療の中の認知症~当事者の思い・薬物・地域連携」
北田 志郎 氏(大東文化大学スポーツ・健康科学部看護学科教授・あおぞら
診療所(松戸市)副院長)千葉県保険医協会 過去2回認知症のお話をさせていただく機会をいただき、多くのご質問を頂戴しました。今回はそれらの中から、主に3つの話題についてお話します。診察室や市民講座で聴き取った当事者やご家族の声、薬の匙加減や病診・心身連携の難しさとささやかな成功例をご紹介したいと思います。当日はご参加の皆様からのご体験も伺えたら、と願っております。
- 2024-12-28(土)
18:00~19:0012月度臨床懇話会『小児期だけではなく成人にも注意が必要な感染症について』
横須賀市立うわまち病院 副管理者 小児医療センター長 宮本 朋幸氏
神奈川県保険医協会 近年、小児期特有と考えられていた感染症が、成人も罹患し重症化することが知られるようになりました。一部の感染症では、ワクチンの開発も進んでおり、予防にも力が入れられています。これらの感染症の特徴を解説します。
【申込締切日時】
2024-12-28(土) 18:00【日医CC】
「28:発熱(1.0単位)」
日医生涯教育制度の認定講座(予定含む)です【備考】
【重要】(2024年4月~)神奈川県医師会の要請により、日医生涯教育講座(CC)の単位取得を希望する場合は、医師会会員・未入会員問わず医籍番号の登録が必須となります。医籍番号が未入力・入力間違い等不備がある場合、単位を取得いただけませんのでご注意ください。(その場合、当会は一切の責任を負いかねます。ご入力時はお間違いのないよう、十分ご注意ください)
- 2025-01-11(土)
14:30~17:00社保研究会・内科臨床研究会
①「大人の発達障害に対して心がけていること」
②「災害に強い地域医師会を考える」① 竹内 聡 氏(たけうち心療内科 院長)
② 河村 英徳 氏(カワムラ整形外科 院長、愛知県医師会救急医療・災害医療担当理事)愛知県保険医協会 ①私は、発達障害の専門家ではありません。今回は発達障害についての学問的な話ではなく、発達障害の方に対して、どのような工夫をしているかについてお話したいと思います。 ②近年の日本はまさに災害大国と言うくらい地震による広域災害はもとより、線状降水帯を含む局所における豪雨災害や水害が多く発生している。今までは医療の世界では災害は人ごとのように過ごしてきているが、最近の被害は医療機関にも及び、その対策はBCPの観点からも大切であり、また災害発生時に被災地医師会としてどう考えて行動すべきか?何を日頃から準備を進めるべきかは重大な課題だと思う。今回は地域医師会として災害への対応を考える。
【申込締切日時】
2025-01-10(金) 17:00【日医CC】
「72:成長・発達の障害(1.0単位)」
日医生涯教育制度の認定講座(予定含む)です【備考】
②の日医カリキュラムコード 14:災害医療、1.0単位
〔現地会場〕
みんなの貸会議室名古屋栄店 707会議室
名古屋市中区栄2丁目2-1広小路伏見中駒ビル7階
※会場は「協会伏見会議室」ではありませんので、ご注意下さい。
当日連絡先 電話 090-7675-2286(協会事務局)
- 2025-01-15(水)
19:30~21:00医科歯科合同研究会【口腔と全身との関係 ~医科歯科連携の推進のために~」
山本龍生先生(神奈川歯科大学歯学部社会歯科学系社会歯科学講座口腔衛生学分野)
佐賀県保険医協会 日本は世界有数の長寿国となりましたが、要介護状態の予防が重要な課題となっています。高齢者の追跡調査により、歯の本数が多いほど要介護状態や認知症になるリスクが低く、自分の歯を保つことが健康寿命の延伸に寄与する可能性が示されています。また、食事を楽しむためには、少なくとも20本の歯が必要とされています。しかし、後期高齢者の平均歯数はこれを下回っており、「人生100年時代」に向けて歯の喪失防止を一層強化する必要があります。 歯の喪失原因の8割以上はむし歯と歯周病であり、これらは予防が可能です。むし歯予防にはフッ化物の利用が有効で、フッ化物配合歯磨剤の普及によりむし歯予防が進展しています。 一方、歯周
- 2025-01-16(木)
19:30~21:00第21回「医療安全の確保」講習会【医科/歯科】医療の安全管理対策のための研修
林 俊誠 先生(前橋赤十字病院/感染症内科 部長)
群馬県保険医協会 「院内感染対策とインシデントの医療安全管理」
【申込締切日時】
2025-01-07(火) 23:59【備考】
※会員医療機関の従業員も可
※受講修了証の発行について
・会員とその従業員に発行します
・遅刻、早退、講習中の離席があった場合は発行しません
・再発行はしません
・修了証は現地参加のみ発行となります
- 2025-01-22(水)
19:00~20:30【歯科】 聞くと良く効く麻酔の話
日本歯科大学 生命歯学部 歯科麻酔学講座 教授 砂田 勝久 先生
茨城県保険医協会 【砂田先生からのメッセージ】 ほとんどの患者さんは、痛くない治療を望んでいます。「そんなときにはこれ1本」というわけにはいきませんが、毎日何気なくブスブス刺している麻酔だって、細かい心配りを積み重ねるとアーラびっくり結構痛くないものです。痛くなければ血圧だって上がりませんし、不整脈だって起きません、たぶん起きないはずです、起きないといいなぁ・・・。 というわけで、浸潤麻酔のポイントから近頃人気の、短い針を用いた伝達麻酔の方法まで、明日からの診療に役立つような秘伝の方法をお話させていただこうと思います。
- 2025-01-23(木)
19:00~20:30アトピー性皮膚炎治療におけるステロイド外用について考える
上出 良一 先生
(ひふのクリニック人形町 院長・東京慈恵会医科大学 客員教授)静岡県保険医協会 アトピー性皮膚炎治療においてステロイド外用は欠かすことができない手段である。安価、簡便、即効性という利点があり、大多数の患者はそれにより寛解に導けるが、一方、長期に使用せざるを得ない患者も少なくなく、皮膚萎縮、毛細血管拡張、皮膚バリアの不安定化などの副作用により、かえって安定した寛解が得られないことも経験する。最近登場したデュピクセントをはじめとする生物学的製剤の注射は、炎症をピンポイントで抑えることで、劇的な寛解維持が得られ、ステロイド外用もほとんどしなくて済むレスステロイドの状態に持ち込める。最新のアトピー性皮膚炎治療の現場をご紹介したい。
- 2025-01-23(木)
19:30~21:00腰痛治療の最前線
西良 浩一先生(徳島大学大学院 医歯薬学研究部 運動機能外科学 教授)
徳島県保険医協会 腰痛には緊急を要するredflags腰痛、下肢症状を伴う腰痛、さらにredflagsも下肢症状も無い非特異的腰痛に大別される。redflags腰痛の代表は悪性腫瘍の脊椎転移や化膿性脊椎炎である。また、下肢症状を伴う腰痛の代表が椎間板ヘルニアと狭窄症である。今回は、これら腰痛に対する内視鏡手術の最前線、さらに、現在注目されている、ピラティス・コントロロジー・リハビリテーションの最前線を解説する。
【申込締切日時】
2025-01-19(日) 23:59【備考】
【対象】 会員医師・歯科医師
※徳島県保険医協会ホームページ「各種研修会・講演会」にご案内チラシを掲載しています。
- 2025-01-24(金)
19:00~20:30「男らしさ」「女らしさ」に基づく無意識バイアスを知る~ジェンダーに基づく無意識の偏見とは何か~
東京科学大学 准教授 治部 れんげ 氏
熊本県保険医協会 皆さんは「男だから○○しなさい/しちゃだめ」とか「女だから○○しなさい/しちゃだめ」と言われて、納得がいかないという経験はありませんか。性別を理由にした決めつけは、小さなものから人生の決定に影響を与えるものまで色々あります。このセミナーでは、ご自身の経験を振り返り、自分が言われて嫌だったことの理由を掘り下げて考えたり、無意識に人に言ってしまったことについて振り返り、年齢性別の異なる人とのより良い関係を目指します。
- 2025-01-29(水)
19:30~21:00医科研究会「糖尿病の克服を目指した運動研究の新潮流」
岩部 真人先生 日本医科大学大学院医学研究科 内分泌代謝・腎臓内科学分野/大学院教授
佐賀県保険医協会 社会全般のオートメーション化による運動不足は生活習慣病の根本的な原因です。一方で運動は健康長寿に向けた最善の方略の一つですが、その作用メカニズムの多くが未解明のままです。 私達の研究室では、運動によって運動器(筋肉・骨)から分泌され全身の代謝調節を行う分子をロコモカインと命名し、既にその候補分子の同定に成功しています。さらにこれらロコモカインは、運動量に比例して血中濃度が上昇することから、運動バイオマーカーとしての活用も期待されています。また、ヒトの身体活動量を客観的かつ定量的に評価する技術として、テキスタイル型ウェアラブルデバイスを用いたライフログ(生体・生活情報ログ)計測シ