市民集会『困ったもんだよ、マイナ保険証 ~本当に健康保険証を廃止していいのか?!~』
今年中に健康保険証がなくなる。弁護士国民健康保険組合も当然のこととして淡々とマイナ保険証への切り替えに従いつつある。が、ちょっと待ってほしい。本当に健康保険証を廃止してしまっていいのか。いままでの健康保険証より、マイナンバーカードに保険証機能を持たせたマイナ保険証のほうが、医療機関にとっても患者にとっても患者家族にとっても便利なのか。全国の開業医からは健康保険証の存続を求める声が上がっている。医療現場は混乱し、医療従事者も患者も大迷惑だからだ。それでも、政府は「大したことはない!そのうち解決する」と全国民にマイナ保険証を強制しようとしている。
政府の頑なな態度は思考停止に陥っているかのようだ。利便性もプライバシー保護も置き去りの時代に逆走的な”暴走”を止めるのは国民の理性しかない。医療現場の混乱を防ぎ、国民が安心して医療を受けるには健康保険証を存続させることこそが要ではないか。
主催・共催
主催 東京弁護士会
共催 日本弁護士連合会
日時・開催場所
日時:2024年8月22日(木曜日)午後6時00分~午後8時00分
場所:弁護士会館5階502会議室(東京都千代田区霞が関1-1-3)
開催方法:Zoomウェビナーを使用したハイブリッド方式
内容
第1部 基調報告(個人番号制度、マイナンバーカード、マイナ保険証)
報告者:出口かおり弁護士(日弁連情報問題対策委員会事務局長)
第2部 基調講演(保険医療の現場から)
講演者:橋本政宏氏(全国保険医団体連合会副会長・医師)
第3部 対談(報告者+講演者)、会場発言