12月２日以降どうなる？健康保険証

※このQ＆Aではこれまでの紙やプラスチックの保険証を「健康保険証」、健康保険証の利用登録をしたマイナンバーカードを「マイナ保険証」としています。

１２月２日以降もマイナ保険証がなくても大丈夫！

Q１　薬局・医療機関から12月2日で健康保険証が廃止されるため、マイナ保険証を作るように言われました。マイナ保険証が無いと医療が受けられなくなるのですか？

A１　いいえ、12月２日以降も、マイナ保険証がなくても医療はこれまでどおり受けられます。詳しくはQ２～４をご参照ください。

Q２　２０２４年１２月２日で、今、手元にある健康保険証は使えなくなるのですか？

A２　いいえ、今、手元にある健康保険証は１２月２日以降も使えます。１２月１日より前に発行された健康保険証は、最長１年間、その有効期限が切れるまで使えます。お手元の健康保険証の有効期限をご確認ください。お手元の健康保険証は絶対に捨てないでください。

Q３　今、手元にある健康保険証はいつまで使えますか？

A３　加入している公的医療保険（国保、後期高齢、社保（協会けんぽ、健保組合）、共済組合）によって異なりますが、１２月２日以降、最長１年間、その有効期限が切れるまで使えます。お手元の健康保険証の有効期限をご確認ください。

（目安の有効期限）
※お手元の健康保険証に記載されている有効期限をご確認ください。不明の場合は加入している医療保険者にお問い合わせください。
※12月2日以降に引っ越しや転職、退職などで保険者の異動があれば、その時点で使えなくなります。

マイナ保険証を持っていない人には「資格確認書」が届きます！

Q４　手元にある健康保険証の有効期限が切れたあとはどうなりますか？

A４　今の健康保険証の有効期限が切れたあとは、「資格確認書」が交付されます。ただし、マイナ保険証を持っていない人に限定されます。「資格確認書」は今の健康保険証と同じように医療機関の窓口で見せるだけで使えます。

Q5　A４のマイナ保険証を持っていない人とはどのような人ですか？

A５　マイナンバーカードを取得していない人、マイナンバーカードを取得しても健康保険証の利用登録を行っていない人、マイナンバーカードを返納した人や更新しなかった人などです（※）。

（※）要介護高齢者や障がい者等の「要配慮者」は申請をすればマイナ保険証を持っていても資格確認書が交付されます。

Q６　「資格確認書」は、いつ、どのような手続きでもらえますか？

A６　「資格確認書」は、今の健康保険証の有効期間が切れる前に医療保険者からお手元に届けられる予定です。「当分の間」は申請しなくても自動で交付され、送られてくる予定です。詳細は、各医療保険者からの案内をご確認ください。

Q7　マイナ保険証の利用登録をしましたが、マイナンバーカードを持ち歩くことが不安なため、「資格確認書」をもらいたいと思っています。いったんマイナ保険証を登録してしまったら「資格確認書」はもらえないのでしょうか？

A7　マイナ保険証の利用登録の解除が２０２４年１０月末頃からできるようになります。マイナンバーカードは使うが保険証としての利用はしない、「資格確認書」を使いたいなどの場合は、利用登録の解除をすれば、「資格確認書」が交付されます。

Q8　マイナ保険証の利用登録の解除の方法は？

A８　マイナ保険証の利用登録解除の詳細は、今後、明らかになる予定です。原則、紙の申請用紙にて、加入している医療保険者に登録の解除を申請するとされています。

参考　【＃保険証廃止勝手に決めるな】10月からマイナ保険証の紐づけ解除が可能に – 全国保険医団体連合会 (doc-net.or.jp)

参考　マイナ保険証の登録解除が可能に―2024年10月申請受付開始 – 全国保険医団体連合会 (doc-net.or.jp)