政府は2024年12月2日に現行の健康保険証を廃止 することを閣議決定し、 マイナンバーカード と 健康保険証を 一本化する 「マイナ保険証」の推進 を 強引に進め て います。 1 2 月末時点での「マイナ保険証」の利用率はわずか 4 29 %と8カ月連続で低下しています。
こうした中、厚労省は2月 15 日にマイナ保険証推進キャンペーンの第二弾説明会を実施します。 説明会では、 6月の診療報酬改定に 盛り込まれるマイナ保険証 推進 のための 診療報酬の加算点数 について 説明されます。マイナ保険証の利用率 の 上昇 に応じたインセンティブ補助金 217 億 円を1月から投入し、医療機関にマイナ保険証利用を患者に呼び掛けさせています。さらに2月14日診療報酬改定の答申では、マイナ保険証の利用率を一定程度引き上げた医療機関に対する加算(体制加算)を導入し、加算を届け出た医療機関では患者が保険証を提示した場合でも負担増となる仕組みとするなど、「保険証を使い続けたい!」との願いも妨害しています。
しかし、トラブル も 多発 し、利用率 を見ても 国民からの「マイナ保険証」への信頼は崩壊しています。 保団連は、2月15日の12時から13時に 「保険証 を残 そう」国会内集会を開催します。集会では 、政府の マイナ 保険証 推進策の問題点を指摘するとともに 、「健康保険証を使い続けたい」「トラブルばかりのマイナ保険証はもうこりごりだ」など医療・介護現場、患者さん など様々な立場 から 発言します。ご多用中と存じますが、ぜひ集会にご参加いただき、報道をお願いいたします。
保険証を残そう!国会内集会
日時:2 月 15 日(木) 12 0 0- 1 3 0 0
会場:衆議院第 1 議員会館 ・大会議室 地下 1階)
主催:全国保険医団体連合会
主な内容:
基調報告(マイナトラブル調査) 竹田智雄 会長
介護、医療現場 から
①障全協・家平悟事務局長
②日本医労連・寺田雄中央執行委員 介護現場の声
③鹿児島で子育て中の方 患者さんの立場から
④千葉県保険医協会 マイナトラブル実態調査
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マイナ保険証への一本化で障害者が置き去りに…「誰のためのデジタル化か」当事者団体が国会議員に訴え:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)