2024年10月21日
マイナンバー制度反対連絡会 国会前抗議行動の開催について
マイナンバー制度反対連絡会
(問い合わせ先)
末浪、松広
03-5332-3971
マイナ保険証の利用率は、「マイナ保険証利用促進集中取組月間」が終了した9月時点でさえ、13.87%と低迷しています。これは国民の多くが保険証の廃止、マイナ保険証への一本化に大きな不安を抱いていることの表れにほかなりません。
石破首相は、総裁選をめぐる論戦の中で「(保険証の)期限が来ても納得しない人がいっぱいいれば併用も選択肢として当然」「廃止によって不利益を被る人がいないように努めるのが政府の仕事だ」と述べていました。しかし、平デジタル大臣は就任会見で、保険証廃止は「予定の日程どおりのスケジュールで進める」、「マイナ保険証が嫌な人に資格確認書というアナログ手段・選択肢を残しており、石破総理の総裁選時の発言と齟齬はない」としました。この発言は、総裁選における総理の発言と矛盾することは明らかです。
総理は、就任直後、自身の内閣を「納得と共感内閣」と命名し、「国民に勇気と真心をもって真実を語る。謙虚で誠実で、温かい政治を行っていく」と語っています。そうであれば、詭弁を弄したり問題をすり替えたりすることなく、国民の政権に対する期待を重く受け止め、その不安に正面から向き合っていただきたい。
こうした思いから、自治体・建設労働者などの労働組合、商工業者団体等で組織する「マイナンバー制度反対連絡会」は、全国保険医団体連合会(保団連)等の医療関係者団体、高齢期運動連絡会等の高齢者団体、共通番号いらないネット等の市民団体とともに、10月24日(木)正午から、約一時間、12月2日に迫った保険証廃止への抗議集会を行います。
記
[日 時] 10月24日(木) 12時~13時 衆議院第二議員会館前歩道
[主 催] マイナンバー制度反対連絡会