【10.29デジタル大臣記者会見】総選挙結果を踏まえ、保険証存続に方針転換を

10月27日の総選挙結果を受けて行われた10月29日のデジタル大臣記者会見。保団連は、与党が過半数割れとなった民意を踏まえ、保険証存続に方針転換するかについて質問しました。

平デジタル大臣は、「現時点で方針転換はない」「不安払拭の広報に努める」と答えました。保団連は、マイナ保険証の利用登録解除について政府としてしっかり広報すべきと求めました。

<大臣会見質疑>

保団連

10月27日総選挙後の選挙特番で立憲の野田代表が「保険証残す」ことを優先政策に挙げた。石破総理も10月28日記者会見で総選挙で躍進した政党の意見を政策に取り組むと発言された。紙の保険証を残すことを政策を取りこむ考えはあるか?

平デジタル大臣

現時点においては政策変更するという考えはございません。一方で国民の皆さんの不安払拭のために資格確認書を申請なくマイナ保険証の手続きをしていない方には届くということも含め、不安払拭のための丁寧な広報に努めていきたい。

保団連

不安払拭という点で、10月28日からマイナ保険証の利用登録解除ができることが一部ホームページで案内されている。マイナ保険証の利用登録を解除すれば、資格確認書がもらえる。しかし広報がちょっと弱い。政府広報で広報する考えはあるか。国民に選択肢を提供するなどの考えがあるか。

平デジタル大臣

保団連から指摘いただいたので、私の方で確認をさせていただきたい。行政として必要があれば強化をしていきたい。