マイナカードに搭載された電子証明書の有効期限は5年です。総務省が5月末に公表した資料によると2024年の更新必要枚数が1076万人で23年度(236万人)の4.5倍に増加します。25年は2768万人更新が必要となり、23年の11.7倍になります。
これだけ多くの方が電子証明書の更新を行えるでしょうか?電子証明書は市町村窓口にでしか更新できません。更新しないとマイナカードの電子証明書利用ができなくなります。更新しているかどうかはマイナポータルにログインするなどしないとわからないため、医療機関の受付でマイナ保険証として使えないことがわかるケースが今後増加することが懸念されます。
大阪協会が実施した調査では41医療機関がマイナ保険証の有効期限切れを経験した、経験していないが171医療機関でした。回答医療機関全体の2割に上ります。
トラブル事例
・早くに作った高齢者。「マイナンバーカードに有効期限があるのを知らなかった」。
・職員も患者も有効期限があることを知らず、うまく対応できなかった。
・初期に作成された方が切れていた。
・保険証を持っていたので保険証で確認した。
今後、更新人数が一気に増加します。突然使えなるリスクが増加することは避けられ前sン。12月以降に保険証が廃止されると混乱に拍車がかかります。今以上に医療機関窓口で10割負担を強いられる機会が増加することが懸念されます。