報道機関 各位
全国保険医団体連合会
「高額療養費制度」限度額引き上げに伴う家計・子育てへの影響調査
子どもを持つ乳癌がん患者
政府は、高額療養費制度の限度額引き上げを今年8月から実施しようとしています。この制度は、がんなどの重い病気を抱える人々の命綱であり、現役世代を含むすべての人々の安心を支える重要なセーフティネットです。世論の強い批判を受け政府は多数回該当のみを据え置く修正案を示しましたが、対象が利用者全体の2割(155万人)に過ぎず、残り8割(640万人)は大幅な負担増となります。
日本乳癌学会は2月26日、高額療養費制度の負担上限引き上げに関する緊急声明を発表。乳がんが他のがんと比べ、子育て・現役世代の罹患率が高いとして、医療費の負担が原因で経済的困窮に陥ることは、患者本人だけでなく家族を含む生活全般に深刻な影響を及ぼすことが懸念されると指摘しました。保団連は、「子どもを持つ乳癌患者」への家計・子育てへの影響を把握するため、調査結果のうち乳癌患者を抽出して記者会見で発表します。乳癌の当事者からの訴えも予定します。
日時:2025年3月6日15:00~16:00
場所:厚労省内会見場
参加者:全国保険医団体連合会 橋本政宏副会長 本並省吾、里村兆美
水戸部ゆうこさん他 子どもを持つがん患者
発表内容:子どもを持つ乳癌患者への影響調査
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