
2.20「保険証はやっぱり必要!!」国会内集会 開催しました!
国会議員15人が駆け付け参加者を激励
2月20日、「保険証はやっぱり必要!!」国会内集会を開催しました。集会には立憲民主党、日本共産党、れいわ新選組の衆参国会議員15人が参加し、参加者を激励しました。
医療現場は「存続」の声が圧倒的
リレートークでは、様々な立場からマイナ保険証を巡る実態が報告されました。
埼玉協会の渡部義弘副理事長は、協会が保険証の新規発行停止後に実施したマイナ保険証のトラブルに関するアンケート結果を紹介。マイナ保険証に「メリットを感じている」との回答は17.6%にすぎず、メリットを感じていると回答した会員でも8割以上が従来の保険証が必要と回答したと話し、「医療現場では保険証存続を求める意見が圧倒的」と強調しました。
すこやか福祉会職員の高梨達矢氏は、マイナ保険証の扱いに苦慮する介護現場の実態を報告。現在、特別養護老人ホームやグループホームでは健康保険証を鍵のかかる金庫で保存し、年間300回以上の入所者の受診に対応していますが、マイナ保険証は厳重なリスク管理を求められ施設での対応は不可能と述べました。
マイナンバー制度反対連絡会事務局長の石川敏明氏は、オンラインで実施したアンケートの内容を報告。マイナ保険証利用者の半数以上がトラブルを経験しており、保有者の8割以上がメリットを感じていないと紹介しました。
保険証存続を参院選の争点に
集会の最後に竹田智雄会長は、「保険証復活法案の国会審議に向けて世論を大きく盛り上げるとともに、7月の参院選でも争点化し、従来の保険証を使いたいという国民の願いを実現しよう」と訴えました。