立憲民主党が「保険証復活法案」(マイナ保険証併用法案)を衆議院に提出
立憲民主党は1月28日、「保険証復活法案」を衆議院に提出しました。
法案の内容は、昨年12月2日に停止された従来の健康保険証の新規発行を再開し、当面有効に利用できるようにするもの。
マイナ保険証の利用率が25%(24年12月)と低迷しており、国民に浸透していないこと、国民の大多数が従来の健康保険証を使用している下で、従来の健康保険証を廃止すれば、現場の混乱や国民の不安が生じる懸念があることから、現時点での健康保険証の廃止は時期尚早としています。
その上で、マイナ保険証による資格確認が安全で確実に利用できるための環境整備、従来の健康保険証の利用状況や廃止に関する世論の動向等を考慮して、改めて健康保険証の廃止時期を検討すべきとしています。
12月2日以降も医療現場ではマイナ保険証による資格確認でトラブルも続いており、窓口業務の負担が増しているとの声が多数上がっています。
患者さんが安心して受診できるよう、健康保険証を引き続き使い続けられるようにすべきです。
現場の状況や国民の不安・懸念の声を踏まえた国会での法案の徹底審議が求められます。
参考:立憲民主党ホームページ 「保険証復活法案」(マイナ保険証併用法案)を衆院に提出