特集「花粉の悩ましい話」
寒い冬が明け梅の香りが漂い始めると、少しずつ春らしくなってくる。お花見も楽しみとなり、どことなく浮き浮きした気分にもなるが、花粉症を持つ身にとっては悩ましい季節でもある。戦後、日本ではスギ花粉を中心に発症者が急速に増えていき、日本耳鼻咽喉科学会が行った全国調査では、2019年の花粉症の有病率は42.5%。多くの人が発症する「国民病」になっている。市販薬も手軽に入手できるようになっているが、その症状は多様であるため、安易な自己判断で悪化する例も見られる。一方で、花粉は本来、植物の生殖に欠かせないものであり、虫媒花で生殖する野菜も多く、私たちの食生活を支えていることも忘れてはならない。ところが、様々な農作物の花粉の送粉を行っているミツバチが大量に姿を消してしまう「蜂群崩壊症候群」が近年になって発生するようになり、その原因究明が大きな課題になっている。
なぜ、現代社会で花粉症の発症が広がるようになったのか、花粉症の重症化を防ぐために何が必要か、私たちは花粉とどう向き合っていけばいいのか──。何かと悩ましい「花粉」の問題について考える。
大久保公裕
斎藤博久・田口沙希・三井朝子
小塩海平
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