「2024年度診療報酬・介護報酬改定に向けた保団連要求」のご案内

「2024年度診療報酬・介護報酬改定に向けた保団連要求」のご案内

 さて厚生労働省や中央社会保険医療協議会(中医協)は、毎回の社会保険診療報酬の改定に際して、学会等による医療技術の評価・再評価の意見を重視し、2024年度改定に向けても医・歯学会、専門組織からの医療技術の評価・再評価に関する技術提案等意見聴取及び検討が実施されております。また、介護報酬についても、社会保障審議会介護給付費分科会におきまして、2024年度介護報酬改定に向けた議論が開始されております。

 本会においても、2024年度診療報酬・介護報酬改定に向けて、当会会員からよせられた意見を踏まえて、別添の通り「2024年度診療報酬・介護報酬改定に向けた保団連要求」を冊子にまとめました。今後厚生労働省に提出し、要請を行う予定としております。

 本会は今夏の概算要求策定、その後の年末の来年度予算案編成、診療報酬の改定率決定までの時期に、コロナ禍で顕在化した医療制度の脆弱性の改善を求めるとともに、平時から余裕を持って診療できる経済的保障、とりわけ基礎的技術料を中心とした診療報酬の大幅引き上げ、医科歯科格差の是正、物価高騰に伴う是正、そして患者負担大幅軽減の実現に向け取り組みを行うとともに、広く国民、関係者の皆様のご理解を賜るべく広報に努めて参る所存です。

 つきましては要求冊子をご覧いただき、取り組みにご理解・ご協力をいただければ幸いです。

2023年7月
全国保険医団体連合会
診療報酬改善対策委員会
医科委員長 武田 浩一
歯科委員長 田辺 隆