【要望書】介護療養型医療施設廃止時期の延長を求める

全国保険医団体連合会では、介護療養型医療施設については、2024年3月末で廃止されることを踏まえ、下記の要望書を総理、厚労大臣に提出しました。

2024年1月22日
全国保険医団体連合会
会長 住江 憲勇

介護療養型医療施設廃止時期の延長を求める要望書

 

 前略

 国民医療・介護の確保に対するご尽力に感謝を申し上げます。

 さて、介護療養型医療施設については、2024年3月末で廃止予定となっておりますが、新型コロナ感染症への対応などによって、移行に向けた十分な準備ができていない医療機関が少なくありません。

 このまま2024年3月で廃止となれば、地域の要介護者等に多大な影響を及ぼします。

 当会は、国民医療を担う医科・歯科保険医の団体として、下記事項を実現いただけますよう、強く要望いたします。

一、 介護療養型医療施設の廃止時期について、再度十分な期間を設けてください。
一、 全ての対象医療機関がその機能を発揮できるよう、介護療養型医療施設の移行について懇切丁寧な説明と支援を行ってください。

以上