リフィル7割が否定的 岐阜協会 診療報酬改定アンケート

 岐阜協会は今次診療報酬改定に関する会員アンケートを実施。医科会員829人に送付し、214人から回答が得られた。

 調査は、4月21日から、5月10日までに実施した。リフィル処方箋の使用について「まったく使用したくない」が44・5%、「あまり使用したくない」が26・5%となり、否定的な回答が7割超を占めた(図)。
「改定評価しない」が67%
今次改定の評価について、「評価しない」(33・0%)、「どちらかといえば評価しない」(34・0%)が合わせて67・0%となり、「評価する」(1・9%)、「どちらかといえば評価する」(14・2%)を合わせた16・1%を大きく上回った。
電子的保健医療情報活用加算について「算定していない」が89・0%と圧倒的に多かった。「算定していない」と回答した医療機関に今後オンライン資格確認の体制を整備する予定はあるかを尋ねたところ、多い順に、「整備する予定である」(35・2%)、「整備する予定はない」(32・7%)、「わからない」(27・8%)、「その他」(4・3%)となった。
外来感染対策向上加算51%届出せず
外来感染対策向上加算について、「届出していない」が51・3%、「届出した」が41・7%、「届出に向け、準備中」が7・0%となった。
外来感染対策向上加算を届出した診療所に連携強化加算の届出を行ったかを尋ねたところ、「届出した」が72・3%、「届出していない」が25・3%、「届出に向け、準備中」が2・4%となった。外来感染対策向上加算とセットで届出した診療所が多かった。