報道関係各位
2026年11月2日
全国保険医団体連合会
記者会見 8月負担増の影響は?
70歳以上の高額療養費(外来特例)上限引き上げに伴う影響調査
~胃がん患者7割の受診に影響~
政府は今年8月、高額療養費制度の見直しを実施し、患者負担の上限額を引き上げました。来年の8月からは、70歳以上の外来特例だけでも昨年の引き上げ前から最大で1万円負担額が増えます。
全国保険医団体連合会では、本年8月以降の高額療養費負担上限額の引き上げ後の外来特例利用者への影響について全国の当事者・ご家族を対象にアンケート調査を行いました。その結果、深刻な実態が浮き彫りとなりました。調査結果では、多くの制度利用者が医療費の増加に直面し、生活費を切り詰めて対応している実態が明らかになりました。さらに深刻な点として、がん・心疾患・難病・糖尿病などの重篤・慢性疾患を抱える患者において、受診抑制が生じていることが分かりました。このままでは早期発見・重症化予防が阻まれるばかりか、必要な医療から国民を遠ざけ、命と健康を著しく脅かす事態につながりかねません。来年(2027年)8月にさらなる引き上げが予定されるなか、制度改変が患者の命や生活にどのような影響をもたらしているのか、集まった当事者の声とともにアンケート調査結果を公表し、制度見直しを強く訴えます。
記
開催日時:2026 年 11月 12 日(木)10:30~11:30
会場:厚生労働省 記者会見室(9F)
参加:(報告)医師・中村洋一 政策部長


