月刊保団連2026年2月号

2026年3月31日

特集「すぐそばにいる外国人──排外主義を乗りこえる」

在留外国人数は390万人を超え、コンビニのスタッフや第1次産業などの担い手として、今や日本社会にとって外国人労働者はなくてはならいない存在となっている。
ところが、2025年参議院議員選挙では排外主義の嵐が吹き荒れた。日本に外国人が増えることによる根拠のない恐怖や不安が煽られた。インターネット等を通じ、一部の迷惑行為を行う外国人の実態があたかも全体を表すような象も広まっている。私たちは、外国にルーツを持つ人々の文化や暮らしの実態をどこまで知っているのか。ほとんど何も知らないままに否定的な言説に流されてはいまいか。知らないものへの恐怖心もあるだろう。しかし、近年、地域住民や自治体が協力し、少しずつ時間をかけ、多文化共生を実践し平穏に暮らす人々も多い。まず現状を正しく認識し、外国にルーツを持つその人のことを知り、文化の違いを乗りこえ真の共生社会を目指したい。

沢田貴志

内藤正典

鳥井一平