思わぬ請求でトラブル懸念 子ども医療費助成制度が多くの自治体で導入・拡充され、小中学生まで外来も入院も薬も無料となる自治体が増えてきました。助成制度は、あくまで保険給付分の窓口負担金に対する助成であるため、保険給付外となる薬部分は助成対象外となります。 厚労省のモデルケースで200円のお薬を処方された場合、子供の場合は、30円は助成され無料となりますが、保険給付外の100円は払わなければなりません。小児科医療機関で思わぬ請求で患者・家族とトラブルになることが強く懸念されます。 (続く) 【シリーズ・薬の保険外し④】医薬品不足で先発品切り替えで負担増 – 全国保険医団体連合会 (doc-net.or.jp) 関連記事 【シリーズ・薬の保険外し①】政府は年末の改革工程表への方針明記狙う 【シリーズ・薬の保険外し②】患者窓口負担とは別に自費で請求される 【シリーズ・薬の保険外し③】子ども医療費助成制度でも無料にならない!? 【シリーズ・薬の保険外し④】医薬品不足で先発品切り替えで負担増 【シリーズ・薬の保険外し⑤】ジェネリック置き換えで健康影響も 【シリーズ・薬の保険外し⑥】「創薬」目的も筋違い 【シリーズ・薬の保険外し⑦】「患者選択」どころか経済的理由で受診・服薬できない 【シリーズ・薬の保険外し⑧】長期収載品と後発医薬品は「同等」とは言えない 個人情報保護方針 / 個人情報保護法に基づく公表事項に関するご案内 / 個人情報に関する基本方針 / 共済制度にご加入の皆様へ / 休保制度勧誘方針